責任に関するものが分からなければ葛藤を解決することはできません。

責任を取ることを教えてあげるのが青年たちの葛藤をヒーリングする方法です。

誰もこのことについて教えてくれないから、

自分の権利だけを享受しようとし、

その中で権利が衝突して葛藤が発生するのです。

自分の権利だけを主張して発生する葛藤は、

人間関係の中で発生する葛藤ではなく、人としての葛藤です。

自分の権利だけを主張して生まれる葛藤は、

社会の中に入れずに、

自分の生存と自分の幸福だけが重要な問題だからです。

責任と権利が相互調和を成しながら葛藤を感じるときに、ようやく葛藤を解決することもできます。

自分一人で生き、自分の幸福だけのために人として生きてはなりません。

多くの人が人間関係というものの概念すら分からないために、葛藤を解決することもできないのです。

社会の中で人間として生きるためには、

自分の権利と相手の権利が調和を成すことができるように責任も取らなければならないということを想起しなければなりません。

青年たちの葛藤は、誰かがヒーリングしてあげられるものではありません。

権利と責任に関するものを正確に教えてあげ、

自ら責任を取りながら同時に権利を享受することが

人間の生だということを教えることが青年たちの葛藤をヒーリングできる方法です。